このツールは、プロンプト内に存在する重複した単語を自動的に削除してくれるツールです。
Stable Diffusion で画像を生成するにあたっては、関連する単語やフレーズを組み合わせて、プロンプトを自分の好きなように組み立てる必要があります。プロンプトを詠唱することは楽しいですが、一方でプロンプトの単語数が増え、複雑になっていけば行くほど管理は難しくなっていくものです。中には既に重複している単語を再びプロンプトの中に組み込んでしまうことも少なくないはずです。このツールはそういった手間を解消する手助けを行い、重複したトークンを自動的に削除してくれる機能を提供します。
Input のセクションにある「Paste your prompt here」に自分が処理したいプロンプトを貼り付けます。
貼りつけるやいなやプロンプトはすぐに処理され、すぐ隣の空白部分に処理結果が表示されます。自分で選択やコピーするなどして自分の好きなようにしてください。
「Input」セクションには、「Reduced prompts」と「Total prompts removed」がそれぞれ表示されているはずです。「Reduced prompts」は削除されたプロンプトの要約で、他方「Total prompts removed」は削除された単語の合計数を意味します。
NAIのプロンプト、例えば ()
や []
でアテンションの度合いを変更する表記には対応していないので、別のツールを使用して変換したのちにこのツールを適用する必要があります。
また、Dynamic Prompts、Prompt Matrix、さらには Alternating Words
などで使われる表記にも対応していません。例えば「a busy city street in a modern city|illustration|cinematic lighting
」や「[pig|cow]
」など、こういったもの入力に対してもおかしな挙動をします。ご留意ください。
入力したプロンプトが外部にもれてしまうことはありますか?
ありません。プロンプトの処理は全てブラウザ内で完結させるようにしています。そのため、最終的に入力したプロンプトが外部に漏れるようなことはありえません。
入力欄の下のチェックボックスはなんですか?
入力された不揃いなプロンプトをある程度整えることができるオプションです。それぞれ「remove breaks」では、入力中に混じった不必要な改行を除去でき、「add space before comma」では、プロンプトをカンマ(,)とスペース( )で区切るようにできます。チェックボックスに一つでもチェックを入れると、右隣にボタンが自動的に出現するので、ボタンを押すと処理できます。なお、プロンプトが空白の状態で処理しても意味がないので、その場合は単純にアラートを出すようになっています。